先生と呼ばれる方々の営業力を考える

「先生」と呼ばれる職業の方々は、なんとも営業力が乏しい人が多いと思う

別に営業必要ないし・・・と、思ってるのだろうか?
営業とは愛想であり、求心力であり、信頼を築くプロセスだと思います
このプロセスを無視している先生にここ最近多く出会ってしまったこともあり、考えた次第。

営業力の欠如とは

病院の先生でいうと「患者の方を見向きもしないPCとにらめっこの先生」
(最近の医療系ドラマでは良く取り上げられている困った先生)
先日、区の健康診断で行った病院では、私の顔を一度も見てこない先生に、ドラマみたい!とちょっと吹き出しそうだった(笑)

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金融コンサルタントの先生は、ぽっけに手を突っ込んだまま私の話を聞いていた。
おいおい!と突っ込みを入れたくなる

とあるものを教える先生は、私が教えるものは私のものです!って所から始まった・・・んんん?

こんなひどい人ばかりではない事は理解しています
けれど、どうも「先生」と呼ばれる職業の人には多い。実際出会って「ああ残念」と思う確率が高い

ヘラヘラしろというのではない。威厳はとても大切。
優しい笑顔を向ければいいのかと言えば、それも違う。
先日友人の子供のお迎えに、一緒にくっついていったら、愛想は良いが会話の成り立たない
子供の名前や情報を他の子供と間違えっぱなしの園長先生に出くわして、ちょっと引いた
というか、ここに預けてていいのか?と母親に聞いてみたが、そんな贅沢は言えない!と一括された
(この問題は別にあるのでまた)

「ああ、この人に任せて良かった」「この人に任せたい」と思ってもらえる信頼関係

信頼を築けることが、営業力だと思う。人間力とかいうけれど、別に人間として優れているわけでもなんでもない、営業力の問題です。相手を安心させてあげる義務みたいなものが特に「先生」という職業には不可欠だと思うのですが、どうもその認識にかける方々が多いように感じます

人の話は、相手の方を見て聞きましょう
第一印象は本当に大切です、鏡を見ましょう
相手がいるんです。人はそれぞれです。
事前にわかる情報は調べておきましょうね、常識です
「不安」なんです、「安心」させてくださいね、それも仕事です

何かあったとき、頼りにするのが「先生」

という職業の方々だと思うのです
だからこそ、その緊急時に、この人に頼るんだ!っていう絶対的な信頼関係を築くこと
それを築ける先生は大成しているのだと思います
とはいえ、なかなか信頼関係を築くチャンスもないので、結果、緊急時にはとんでもな先生でも
頼るしかなく、不安なまま事が進んだりします

技術だったり知識が、豊富なので、なんか腑に落ちなくても事は進みますし
途中でその知識量で信頼関係が築けちゃいます、だからなんでしょうね、進化しない
というか、営業力劣化状態のままでも商売が成り立ってしまう

もったいないですよね、素晴らしい知識と実力があるにもかかわらず、第一印象で
何だか信頼にかけ、結局別の先生を探されてしまったり、関わる間ずっと
質問が多かったり(不安だから)、説明に時間が掛かったり(半信半疑だから)しなくてはいけない
最初に築けなかった信頼関係って、必ず尾を引きます

逆に言えば、信頼関係を初期段階で築ければ、ある一定の時間を短縮し
更に有効な提案に使う事が可能になったります、そうなると更なる信頼関係が生まれるという勝ち組スパイラル突入

一度「自分は営業マンなのだ」と思って見つめなおしてみると良いのに

ここ最近、なんだか先生という職業の方の初見に気になる方が多すぎて
愚痴のような記事になってしまいましたが、きっとお役に立つ方もいるはず

あ、私も先生って呼ばれる仕事してた・・・(笑)

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