帰省シーズン!お父さんお母さん、「結婚式」やってほしいならちゃんと伝えよう

帰省シーズンに考える親心

結婚式をやるという判断も、やらないという判断も、何もわからないままするものではない。

帰省の増えるこのシーズン、会い方を連れて訪れる実家で、お父さんお母さんはどう伝えているのだろう?「結婚式」をやってほしくても言えないご両親や、「花嫁衣裳を見たくても」いえないお父さん。強引なお母さん。
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当たり前のように結婚式をするものだと思って、してきた親の世代は、実は子供に対して無意識に暴言にも似た発言を繰り返している。「結婚式をして頂戴」とは言えても、「結婚式はした方がいいのよ、だって●●だから」と明解な説明ができない。本当はできるのかもしれないが、深く考えたこともないのでしない。

そして、よりによって選ぶ言葉は
「しきたりだから」「親戚に恥ずかしいから」「世間体」といった、今の子たちには全く響かない言葉、自分本位な意見。そんな言葉で装飾された「結婚式して頂戴」は、むなしくも本来の意味を持たずに「結婚式」をしない決断に誘導してしまう。

「なし婚」の一部は、大人の言葉の足りなさと、行き違いからチャンスを無くした結果であるのかもしれないと思う。

「親の責任」とまでは言わないが、親の放つ無意識な発言が親の望まない結果を生んでいる悪循環。

「子供が結婚式をしないと言って困っています」的なQ&Aをよく見かけます。理由として、やはり「世間体」や「親戚関係」が語られているため、そこで発せられる回答は「子供の好きにさせてやれ」というものが多く目立つのも事実で、

そうじゃない! と、叫びたくなる

本当に結婚式をしてほしい理由は、「世間体」なんかじゃないはずなのに!

子供と向き合い、親心をしっかりと伝えないとわからない。

「あなたが小さいころから、お父さんはいつか貴女と教会を歩くのが夢だったのよ・・・」
「お父さんお母さんに、最後の子育てイベントを経験させて頂戴」
「今までの人生でたくさんの世話になった方々へ、これから結婚した先もよろしくお願いしますと挨拶する場所なのよ」

いくらでも言葉はあると思う

親御さんには是非とも、なぜ結婚式をしてほしいのかを素直な気持ちで伝えてほしい。そして、結婚式をした方がいい理由を語ってほしい。

大切なわが子の人生にとって、とても大切なものだから・・・親の世間体や名誉や、親戚づきあいなんかじゃなく!子供のことを真剣に考えた結果の、メッセージにしていただきたい。「子供の幸せ」を考えない親などいない、だからこそ素直に伝えるべきなのだ。

結婚式をした方がいい理由はたくさんある!
たくさん紹介してきたので、是非見てほしい こちらから>>>

そして、それでもしないというなら、その決断はお子さんの自由だろうと思う。

けれど、経験者にしか、関係者にしかわからない、結婚式のメリットをしっかりと伝えないまま、足りない言葉で「デメリット」のように思わせて、しない決断をさせてしまうことは罪だとすら思うのです。

口を出すのもお金を出すのもそれぞれの家庭の自由です。新居にお金をかけるのも、旅費に使うのも自由です。けれど、結婚式というものはそれには変えられない幸せがあるのです。それを知っているはずのお父さんお母さん、どうか伝えてください。

小さかった娘が、お母さんの結婚式の写真を見つけて嬉しそうだったその日のことを。

おじいちゃんとおばあちゃんが、笑顔でふたりを祝福してくれたあの日の幸せを。

無口なお父さんが放った結婚式での「綺麗だな」の一言を今でも忘れていないことを。

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