ブライダルの広告、集客を考える

元の記事「ゼクシィの広告費を考える」
この記事がもう5年も前の記事なのにいまだに見られている件があまりに問題。
5年もたってしまえば広告手法も変わっていて、あまりに古い記事に賛同されてもと困るので更新です。

最近の広告

ゼクシィの存在意義については、考えの根本はあまり変わっていないです。
この少子化の時代、潜在的に結婚を促す努力を国家にしていただき、結婚式につながるような公共広告機構のCMでもやってくれない限り、重荷はリクルートにあると言っていいでしょう。そこへの賛同は必要な要素ともいえます。とはいえ、ゼクシィの集客力についてはもう、ずいぶんと降下していると思っています。ネットの中での出遅れ感、アプリでの囲い込みの失敗感は今になってさらに響いていると思います。

出さなくてもいいのか?と聞かれれば、何の対策もなく掲載をやめるのは危険でしょうね。他の手段を考慮した上で、戦略を変える、ツールを増やす、予算を回すということは積極的に行うべきだと考えます。
と書いていたのも5年前になり、流石に今はこれは無いですね。いくらでも他の集客ツールがあります。特に小規模や、地方へ行くほど顕著だと思います。もう予算を出すに値しなくなってきている。

では、何に広告を出せば集客につながるのか?もう、一社独占のような時代は終わったと思います。リスティング広告に大金をかけて様ざまなキーワードで上位に出るという荒業もありますが、さてどこまでの企業がそれを実行できるかと言えば疑問。何せTOPに躍り出ようと思えば、それこそゼクシィやマイナビウエディング、みんなのウエディングなど大手上場企業と競合しなくてはいけないのですから、湯水のようにお金がかかってしまいます。

広告も任せる時代から自社で行う時代へ

今の時代、ツイッターやインスタ、FBなどSNSを使った広告などは安価にできるものも多く、更にはリスティングではなくきちんとしたSEOのサイトを構築、記事を打ち出せれば集客につなげることが可能になってきました。

簡単に言えば、私のこのブログの前記事「ゼクシィの広告費を考える」は ゼクシィ 広告費で検索をかけると、TOPに近い部分に出てくるんですね。もちろん広告費などかけたことはありませんし、宣伝もしてません。というか古い記事なので上位なのも問題でこの記事を書く羽目になったともいえます(笑)マニアックな業界向けに書いた記事です。それでも上位に出てくる。一銭もかけずに。こういうことができる時代だということです。

どんなお客様に自社が響くだろうか? SNSの登場で自社に合ったお客様を事前に囲い込み、ターゲットされた際に誘導できるようになる時代は来ています。

ツイッターなどで、大手の企業が公式アカウントでフランクにコミュニケーションをとって成功している事例などがいい例ですね。コミュニケーションを取りながら、お客様を囲い込むことができるツールが増えてきているということです。

>コロナ禍でかなりの対象であったはずのお客様が結婚式をあきらめ、行わなかったこの数年。これは後に大きな影響を及ぼすと思いますし、少人数での集まりを加速化させましたね。
metaが集客しやすいシステムに変更され、TikTokが若者へ大きなシェアを誇り、時代は刻々と変化しています。ブライダル業界の難しさの一つに、若者を相手位にしている部分があります、もう3年も違えばツールが違う。積極的に新入社員の意見を取り入れるのをおすすめします。

お客様の行動別広告手法を考える

結婚式をする!から、探そうという意欲の高いお客様はやはり、ゼクシィも見ればポータルサイトも見るし、ブライダルアプリも使うでしょうが、少人数で家族だけで小さく、とか、おなかに赤ちゃんいるからどうしようかな?というお客様には基本的にそういった本やサイトを見ない、見ても自分には合っていないと思う方も多くいるのが実態です。

数の多い広告の中で目立つように出稿するにも費用がかさみます。その時、「あ、ここ知ってる」というような印象を与えることができたなら、少しはプラスになるでしょう。

若者だけが使うツールが増えてきた今、潜在的に顧客を開発することは難しいことではない時代です。若い層だけをターゲットにしているにも関わらず、アパレルや美容院業界に比べると、ブライダル業界の集客は相変わらず遅れている印象ですね。

Instagramが話題だから導入したけどフォロワーが1000人以下、FBページ作ったけれどいいね!が身内ばかり、ツイッターに至っては死にアカウント化。ブログをこまめに更新してもPVは横ばい。残念な限りだと思います。
周りにプロがいればぜひ聞いてみましょう、若者がいれば運用を任せてみましょう。上記数値では、いつまで続けても結果は出ませんので、ちゃんと取り組みましょうね。

そういったことができてくれば、小さい会場程楽になると思います。ゼクシィの広告やめても大丈夫な会場さんはいっぱいいると思いますよ。

>なぜ集客に苦労するのかの前に、多くの人が結婚式をしなくなってしまったことへの責任は多くの会場にあると思っています。「結婚式をした方が良い」「結婚式はこれほど良いものだ」「結婚式をするとこんなに良いことがある」という事を一切訴求してこなかった!自業自得ですね。

根本的に、結婚式をしたいと思う人が少なくなってしまった。結婚式をした親御さんですら、した方が良いと思っていない。

結婚式が良いものだと、した方が良いと誰が伝え続けるのか?会場さんですよ。他に誰がいるのでしょうね、もちろん式をしたお二人がみんな口にしてくれたら違うかもしれません、でも今の時代「凄くよかったからあなたも是非」とは言いにくい(←これが理解できない人はSNSしない方が良いです)
その地域で長いこと続けて行く会場様は、今一度、集客と広報の広告費のかけ方・バランスも見直すべきですね。

よくわからないからな…だけでは、変われない。集客の手法が大きく変化している今の時代に合った方法をしっかりプロの手助けを受けて作っていくことをおすすめしたいですね。面倒であれば、ゼクシィにお金を投入して、集客を任せるのも一つだと思います。
>と書いていましたが、今は、SNS集客のプロが山盛り安売りしているので使ってみると良いかと思います。知らなければ選択肢にも上がらないので、知ってもらうことは重要です。

一方で、少人数化には親世代の意見も反映されがちです。やらない予定が親の意見で行うことに。子供たちの帰省シーズンに合わせた折り込みなども地域によっては有効かと思います。

広告費のお話でしたが、広告を出そうと思えば予算や色々見直すことになると思います。結婚式がなぜこんなに高価なのか?そもそもそこへの「不信感」がこの状況を生んできたと思いますので色々な見直しが必要ですね。

「提携」に縛られるのはやめませんか。お客様にとってお得なはずだった「提携」に縛られ、結果費用が膨張。
「説明」不足なんです。例えば、ブーケがなぜ高いのか、花束は5,000円で売っているのに同じくらいのブーケが50,000円、花束を半日持ち歩いてみればわかりますね、しおしおです(笑)ブーケには花ひとつひとつにワイヤーが通されテーピングされ丈夫になっていて1日持ち歩いても何らそん色がない。あれだけのお花にそれぞれどれほどの手がかけられているか。「が、気にしないなら造花でもいいと思いますよ、レンタル2000円です」もあっていいと思う。

 

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