昭和世代の〝大手が安心″神話
リフォームするときも、家電を買うときも、プロバイダーを選ぶ時でさえ
聞いたことある大手企業(老舗)がいいという、不思議価値観
20代の友人に言ったら、お母さんとかそういうこと言う!言う!って笑われたけど
ウォークマンをして、PSで遊んで、初めてのノートパソコンはVAIOで育ったんだもの、ソニーが好き
ポケベルがカードの薄さになって近代を感じ、ショートメールで感動、携帯にカメラがついた!なんて一緒に育ったんだものドコモ
窓を切り裂いてつけられた冷たい空気の出るエアコン、タイマーがついて夜も安心になって、ファジーなんて言葉が流行ったね、エアコンの東芝
まぁ、当時はね海外製品は壊れやすかったり、すぐ別の会社になって名前変わったり、実際に大手の方が安心だったこともあったわけですが
ちょっと高くても、つい大手老舗の製品買っちゃう世代
それは本当に、性能とか見てるわけじゃなくて、もう、応援団のようなものなの
世話になった恩返しというような、もう感情以外の何物でもない
そういう感情が大手を支えているといっても過言ではない?!
若者からすれば、安くて早くて性能良いものがあるのに?なんで?
「うんうん、そうだねわかる」けど、これがいいんだ!といって手に取るのは・・・
と、昭和をバカにしてはいけない。という現実を垣間見る
若者たちだって同じようなことをしている、時代は十分すぎるほど、繰り返していると思う
平成の事情
次々と起業し、新しいサービスを湯水のように流し続ける若者たちは、こぞって自分たちの世代が生み出すものを使用する
そこには、安定や安心感よりも、速さや安さ使い勝手が重要視され、もう一つポイントがあり
「仲間が作った、同世代ががんばっている、関わったもの」を応援するという風潮がある
自分たちの世代のものを、贔屓する気持ちは世代を問わずあるのかも知れないなと思う
もちろん、応援されて大きくなり安定感を持つものもある
けれど多くは、なかったもののように消えていく
それでも、自分たちの世代が生み出したものが良く見えるし、きっと事実使い勝手がいいのだろう
それぞれが、贔屓することで成り立つ
だとすると、私たち子だくさん世代は有利なのかもしれないな・・と、ほくそ笑んでみるか
なんとなく、どっちつかずの、流されている感は否めないけどな(笑)