私が悩む女子社員に話す、本音トーク。
お酒の席などでざっくばらんに飲みながら話すような内容です。
20代の悩める女子に送る言葉
なんといっても、最近の女子は、仕事を頑張りすぎてしまう、気だけが前に進み空回り、忙しくて自分を見失う。
よく頑張る！そして、頑張りすぎてしまう。
人は多くを与えれば、多くの見返りを望んでしまう。無意識だとしても。しかし若い彼女たちに、満足のいく見返りを与えることは、現代社会では難しい。そんな現実を彼女たちに突きつけても、絶望するだけ。頑張りすぎた私だから、思う事もあるわけです。
私は常々こう言ってきました。
[30歳までに結婚をして子供が欲しいと思っていますか？ もし、そう考えているなら、貴女にとって今一番大事なことは、旦那選びです]
① だってそうでしょう？30で結婚したとしても40～50年という長い年月、貴女の隣にいて貴女と人生をともにし、子供を育て一緒にいきていくのは、だれでもない、「旦那様」なのですよ。
② お母様をご覧なさい。若い頃の仕事、会社が何かを支えていますか？
今、お母様の目に映るもの、それは娘である貴女であり、父である旦那様でしょう？
母になる、妻となる事を理想としているならば、多少かたちは違くとも、お母様は見本です。
そして、こんなに素敵な貴方を育てたお母様は、私にとっては理想の母親像だと思っています。
③ 結婚に対して貴方が今、会社の仕事と同じように、それ以上にパワーや知恵を注ぐべきだと思うのよ。
どんなイベントだって、想像し、プランニングし、準備をして望むからこそ、成功がそこにある。40年も続けていく結婚生活に、大きな準備や時間、リスク管理が必要なのは必然だと思うのです。離婚しない結婚って、そういうことなんじゃないかしら？
どうです？少しは仕事に対して気が軽くなったかしら？
もちろん、結婚をしてからも仕事を続けたいから、キャリアを！という気持ちもわかります。が、社会人の先輩からすれば、20代の頃に築ける会社のキャリアなど、あってないようなものというか、３０代でいくらでも取り返せる程度。30代半ばで会社に戻った時に、20代のそれが、満足と思えるキャリアかどうかといえば、かなり厳しいでしょうね。
それに、本当に戻りたいと思えるかも、微妙なんですよ、実際。
こんな意見もあるよね
私の友人の母親たちの中には多くの人が、こう言うのですよ。キャリアウーマンといわれていたそれなりの役職ももっていた人たち
「子供を生むまではすぐに戻るつもりだった。でもね、一ヶ月も赤ちゃんと一緒にいたら、産休フルで使おうと思いはじめるの。かわいいのよね。だけど、それを大声で言えない環境があるから、なんだかんだ理由をつけてるの」
今は子供と一緒に居たい。けど、いつかは働きに出たいとも思う。専業主婦になるつもりはないし、子供一筋です！なんて大手ふるって発言したら、どんな部署に追いやられるかわかったもんじゃない、だから、やる気満々な振りをすることも時には・・・。でも、復活して１～２年もしないうちに次の子供が欲しくなる。
次の子作り始めてます！なんて、持ちろん言えたもんじゃない。こっそり子作りしようにも、忙しくて疲れがひどい
まぁ、このあたりの働くお母さんについてはまた今度・・・
だからね、貴方の人生で今の仕事でそんなに思い悩むことはないのよ。
もう少し気を楽にして働けばいい。手を抜いていいとは言わないけど、少しくらい抜いても、首になったりしないわ。会社って簡単に首にできないのよ。貴方の今の仕事のがんばりの半分、貴方の旦那様選びにかけてみてもいいんじゃない？
「あなたにとって、今の目の前の仕事の悩み、会社の人間関係の悩み、よりも、この先何十年も共に一緒に歩いていく人の悩みのほうが、よっぽど大きいし、私はそんな悩みの相談が聞きたいな。」
が、私は、本気でそう思っているからそう言ってきました。
いつの頃からか、女の子も仕事でがんばらなきゃいけない、頑張りたくない女子たちへの風当たりが強くなり、結婚や恋愛大事！と大手を振るうことが出来なくなったのは、女子として悲しいことです。
もったいない。
若い頃は、存分に、定時に化粧直して合コンへ出かけるべきだと思う！先輩の冷たい視線なんか、見えない振り！
※注※ 結婚は40くらいまでに出来ればいい、ギリギリ子供が生める年齢までは、キャリアが欲しい、お金が欲しい！という女子には、これは全く縁のないお話です。
発言対象と場面を間違えると、セクハラにもなりそうなのですのでご注意を。
